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旭町駅(あさひまちえき)は、北海道白糠郡(現・釧路市)音別町字尺別にあった、雄別炭礦尺別鉄道線の駅である。同線の廃止とともに廃駅となった。 == 概要 == この地域には尺別炭礦開坑当初から飯場が建ち並んでいたが、軽便運炭軌道時代には駅が無かった。専用鉄道になって当駅が設けられたが、前後を25パーミルで挟まれた16パーミルの勾配上に作られ、ここからは左右に蛇行する尺別川上流を多くの橋梁で渡って炭山へ向かった。このような急勾配区間であったため、厳冬期になると尺別炭山へ向かって当駅を出た機関車が蒸気圧が上がらず途中で停止してしまい、当駅まで引き返して蒸気を上げ直す事もあり、その様なときには急ぐ人々は当駅で降りて歩いて炭山へ向かった。地方鉄道に切り替わった後の1964年(昭和39年)からは、新尺別 - 尺別炭山間にも尺別バス4台による代替運転が始まった。このため当駅に止まるのは朝の1便のみ〔私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編 寺田裕一著 JTBパブリッシング、P72 社尺別駅掲示の昭和39年10月1日改正時刻表の写真参照。 〕となり、利用は限られていた様である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旭町駅 (北海道)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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